2012年5月16日水曜日

社長問題発言に富士通の労働組合も何も反論しなかった。

社長がここま言っちゃあおしまいです。業界企業にも無責任な態度をとって、にもかかわらず許される空気になってしまいました。この記事が出た後、「週刊現代」が「富士通社長社員と大ゲンカ」と書いています。それと「朝日新聞」の雇用コラムに「構造失業の時代に」という記事で秋草社長のインタビューが掲載されました。

「朝日新聞」の記事は、「週刊東洋経済」に対する反論で言々いけれど、その記者なり広報担当なりが多分にそれを意識して、発言を修正していきこいと考えていた節を私は感じました。ところが秋草社長は、なんとその記事でも、前の発言を撤回するどころか、「経営と雇用の責任は両立しない」「戦前の日本でも解雇はよくあった」などと、さらにエスカレートさせています。

けれども、これだけ従業員を馬鹿にする発言をしても結局、何も起こらなかったのです。株価は変動がなかったし、富士通の労働組合も何も反論しなかった。富士通側か東洋経済に抗議したということもなかった。